2020年7月26日 14:00
30代の平均貯金額とは?男女別・世帯別etc.データ&貯蓄の増やし方をFPが解説
年間計画を立てて収支をイメージしよう
目的設定が終われば、今度は目標設定です。人生で必要なお金を洗い出しても、金額が大きくて抽象的だったり、必要なのが先の話だったりすると実感が沸きにくいです。そこで、目的から落とし込んだ目標設定が大切なのです。具体的には目的から逆算した年間計画を立てましょう。
たとえば、ローンの頭金と学費を合わせ、あと5年で250万円不足しているとしましょう。そうすると年間50万円の貯金が必要となるわけです。この50万円を1カ月で割り振ると、毎月4万円ちょっとの貯金が必要だと分かります。家計はこの4万円強の貯金を前提として管理すればよいのです。
家計簿に落とし込んで収支の管理をしよう
実際に貯金額が洗い出せても、家計収支や、家計項目に対する収支の比率が分からなければ、行動指針が見えません。節約するにしても収入を増やすにしても、どのタイミングでどれだけの金額を設定すればよいのか分からないのです。
結果的に使ってはいけないお金を浪費するなど、予定どおりに貯まらない可能性があります。そこで家計簿をつけることをおすすめします。
家計簿はPCソフトやスマホアプリが便利ですが、エクセルや手書きでも構いません。