2020年9月6日 14:00
【ライフスタイル別】夫婦の平均貯金額!FPが教える賢い貯蓄方法とは
少々のやりくり上手より、共働きが必要
昨今の教育費や老後資金の多くは、少々のやりくり上手でなんとかなる水準ではありません。共働きが必要なことが多く、そのうえで十分な家族計画や家計管理が必要になることが多いです。今がどうこうではなく、未来を見据えて考えることが重要といえます。
ちなみにさまざまなアンケートによると、令和元年の老後資金2000万円問題について、およそ6~8割の人が「貯められそうにない」という結果です。可能な限り、夫婦の貯金額を増やしておきましょう。
家計の内訳で生活に関係なく割高なのが保険料と家賃
普通の人が貯金を意識すると、真っ先に考えるのが「食費や交際費などの節約」になります。しかし、これらは思ったほど効果がないことも多く、少し下げるだけで窮屈感も強いです。
一方、保険は時間の経過で「加入しすぎ」なことも多く、家賃は下げても「住めば都」になりやすいといえます。
どちらも下げれば毎月効果を得られますし、しかも直接の生活に影響しない部分です。少し大掛かりに感じる方もいますが、プロとしてはこれらの見直しをおすすめします。
なお、これらを下げても代わりに使ってしまっては貯金できませんから、同時に家計簿を付けることもおすすめです。