くらし情報『株式投資における貸株金利とは?知っておきたい貸株サービスの仕組みを専門家が解説!』

2020年10月15日 14:00

株式投資における貸株金利とは?知っておきたい貸株サービスの仕組みを専門家が解説!

そして多くのネット証券では、基準日に自動的に株券が口座に戻されるような設定が可能です。

また、株主優待の中には長期保有が条件のものがありますが、貸株をしてしまうと保有期間が切れてしまう恐れがあります。貸株で「株主優待優先」を選べば権利確定日に一時的に保有状態に戻せますが、長期保有の期間は切れてしまいます。

ですから、複数株を保有している場合は一部を残し、残りの株式を貸し出すことによって利息をもらうという方法がオススメです。長期保有の条件を満たしながら金利ももらうことができます。

証券会社が倒産した場合は株式が返ってこないリスクがある
貸株サービスを利用中の証券会社が倒産した場合、貸株中の株券などが返済されないリスクがあります。貸株サービスを活用して貸し出された株式は、投資者保護基金による保護対象になっていないからです。

今のところ貸株サービスを提供しているのは大手ネット証券に限られているので、破綻リスクは低いものの、万が一のときには株式が返ってこないリスクもあると覚えておくようにしましょう。


設定をしておかないと配当金が「貸株配当相当額」になる
株式を保有している投資家は、配当金を受け取れます。

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