くらし情報『パートナーでも、わが子でも。価値観の違う相手を「受け入れる」必要はない』

2016年9月1日 08:06

パートナーでも、わが子でも。価値観の違う相手を「受け入れる」必要はない

お互いが自分らしく生きるのを見守ることこそ、本物の愛情だと私は感じています。

最初は相手を受け入れようとしても、必ず自分の気持ちが出てきて、受け入れられないと悩むことになるのです。

「受け入れる」の主役は自分、決定権も自分

では、なぜ愛する相手なのに違う価値観を受け入れられないのか。それは「理解しよう、受け入れよう」とする時点で「自分本位」になっているからです。

理解や受け入れるという行為は、相手を思っているようで、実際は「自分というフィルター」を通して行われます。あくまで主役は自分、決定権も自分。そこに違う価値観を通せば、どうしても自我がストップをかけます。

相手を理解しようとして悩み苦しみ、「やっぱり理解できない!」となるのですね。


見守り、信じよう

ほんとうに相手のためを思うなら、「見守り、信じる」しか私たちはできません。見守り、信じる行為は、自分フィルターを通しません。相手のありのままをそのまま尊重することになります。これもまた難しいことではあります。つい口を出したくなっても、自分は何もできないからです。一見「諦め」にもみてとれるでしょう。ただ「諦める」とは仏教用語で、「明らかに見る」

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