くらし情報『モラハラ夫・妻と離婚するまでの流れと手順』

2018年6月14日 07:00

モラハラ夫・妻と離婚するまでの流れと手順

「何を甘えたことを言っているんだ、だからあなたはダメなんだ」と返されてしまうことも多いです。

話し合いが成立しない場合は、言いくるめられてしまう前に、調停や裁判を選びましょう。

離婚調停
夫婦だけでの解決が難しい場合は、家庭裁判所に調停を申し立てます。この際に重要なポイントは、「証拠」です。

身体的暴力性が見られないモラハラは、第三者から被害の程度が判断しづらい特徴があります。さらに、モラハラは家庭内でのみ行われるケースが多いので、夫婦に共通の知り合いがいたとしても、実情が知られにくいという特徴も。

そのため、離婚を考え始めたら、以下の証拠を集め始めましょう。

  • 自分への暴言の録音データ
  • ものに当たる様子の動画
  • 相手が送ってきたメールやLINEの文面
  • 被害の様子を記したもの(日記、SNSへの投稿履歴など)
  • 相手にこれまでに行ってきた改善要求の手紙やメールなど
第三者から見て、加害の異常性がわかる証拠を示すことが大切です。
調停員の前では人当たりが良い態度をとられるケースも多いため、冷静に被害について説明する必要があります。

裁判離婚
モラハラでの離婚の場合、調停を申し立ててもスムーズに進められるケースはあまり多くはありません。

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