2018年10月6日 20:30
育児休業給付金の支給日が知りたい! 算出方法を徹底解説
安心して出産するためには、出産後のことも心配したくないですよね。出産後、育児休業をとると収入が減ってしまうことは、妊娠・出産をためらう理由の一つでしょう。ところが、育児休業給付金を得たいとは思っていても、その内容についてはあまりよく知らない方が多いのではないでしょうか。支給日がいつになるのか、いくらもらえるのかといった具体的な内容について詳しく解説します。
1. 育児休業給付金(育休手当)ってどんな制度?
一般に、育休手当ともいわれている育児休業給付金は、働きながら出産を決めたママの強い味方となります。収入が減ってしまうことへの懸念から妊娠をためらっているならば、とくに知っておくべき制度です。その目的と、対象者について説明します。
育児休業給付金の目的
育児休業給付金は、雇用保険法で定められているもので、育児休業をとりやすくすることが目的です。
また、育児休業をとったあとに、職場復帰できるように支援するという目的もあります。育児休業をとることで多くの場合は収入が減じてしまいますが、月給の一部を給付金として保険で支払うことで、安心して育児に専念できるようになるというわけです。
こうした目的のためには、正社員のみならず、パートやアルバイトであっても雇用保険に加入している者はみな、平等に給付金を受け取る機会を得られることが望ましいとされています。