くらし情報『ソフィア・コッポラが初のNYロケで描く家族の風景』

2020年10月8日 17:14

ソフィア・コッポラが初のNYロケで描く家族の風景

ソフィア・コッポラが考える、娘として、母として。
現在公開中の『オン・ザ・ロック』は、ニューヨークに暮らす若い妻が、自分の父親とともに、夫を尾行する話。

ローラ(ラシダ・ジョーンズ)は、夫のディーン(マーロン・ウェイアンズ)が新米の同僚と残業を繰り返すことを不審に思い、男女関係に詳しいプレイボーイの父親、フェリクッス(ビル・マーレイ)とともに調査を開始。2人して夜のニューヨークの街路を巡るうちに、自分たち父娘の距離が近づいていく。

ニューヨークの町をバックに、幸せそうな夫妻と子どもたちの様子が描かれる一方、プレイボーイの父が真っ赤なアルファロメオで疾走したりするシーンも。

偉大なる父フランシス・フォード・コッポラとの関係や、過去の作品がソフィア・コッポラの自叙伝的内容だったことを考えると、本作が母である自身の心境をローラに投影していると思われる。ソフィア・コッポラにとってニューヨークは故郷であるのに、ロケに使うのははじめてだというが、『ロスト・イン・トランスレーション』のようにスタイリッシュに描くニューヨークの家族の物語は、誰の視点で見るかによっても印象が大きく変わるだろう。ソフィア・コッポラ監督最新作『オン・ザ・ロック』は10月2日より劇場にて絶賛公開中。10月23日よりApple TV+にて世界配信。

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