くらし情報『忖度はゼロ! 史上最も秘密主義な政治家のヤバすぎ悪行を描く社会風刺劇』

2019年4月5日 21:55

忖度はゼロ! 史上最も秘密主義な政治家のヤバすぎ悪行を描く社会風刺劇

忖度はゼロ! 史上最も秘密主義な政治家のヤバすぎ悪行を描く社会風刺劇


『バイス』

【週末シネマ】『バイス』
トップを意のままに操る陰の権力者ぶりが恐ろしい

ディック・チェイニーのことは、アメリカ在住なら大抵の大人は覚えているだろう。だが、2000年代前半のことを知らない世代や忘れてしまった人々、そしてアメリカ以外の国に住む人々に、彼がどんな人物だったかを端的に伝えるのが、本作で描かれる9.11の同時多発テロ発生時の様子だ。当時彼はジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領だった。

・説教臭ゼロ! おふざけ連発戦法を得意とする彼だから作ることのできた『グリーンブック』

ニューヨークのワールドトレードセンターに旅客機が衝突した時、彼がどう反応したのかは映画を見て確かめてもらうとして、まず注目したいのはタイトルでもある“バイス=VICE”だ。副大統領の「副」の意であると同時に、「悪徳、不品行」などを表す言葉でもある。この映画は、チェイニーがこの2つを兼ね備えた存在として描いている。

大学をドロップアウトし、うだつの上がらない青年がいかにして政界入り、そこで目の当たりにした権力に魅入られ、別人のように開花していく。大きく影響を与えたのは、才色兼備ながら60〜70年代という時代背景もあって夫に夢を託してサポートする道を選んだ妻、そして共和党会員議員で後にジョージ・W・ブッシュ政権の国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドだ。

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