くらし情報『「兄殺し」金正恩の未来を日本史から前例から推察すると…』

2017年3月8日 19:30

「兄殺し」金正恩の未来を日本史から前例から推察すると…

奔放な遊び人でありながら、世襲を批判し、中国の庇護を受けていたことが、正恩委員長の癇に障ったようだ。

■ 鎌倉幕府の源氏によく似た状況の金ファミリー

兄殺しに限らず、戦国時代には骨肉の争いが多く見られる。親殺しについては、伊達政宗や斉藤義龍、大友宗麟で、子殺しは武田信玄や徳川家康、最上義光の例がある。

積極的に親を殺したのは、“美濃の蝮”と恐れられた斎藤道三の子である義龍くらいであるが、実子ではないからこそ実行できたのかもしれない。ちなみに毛利元就は弟を殺しているし、尼子経久は子を殺している。

源頼朝の四男で鎌倉幕府3代将軍の実朝は、2代将軍の兄である頼家から家督を継いだ。実朝を将軍に担いだ北条氏は、兄の頼家を暗殺する。このとき、実朝は手を下しておらず、実権も北条氏に握られていた。ただ、トップの座にあるときに兄が暗殺されるというケースは北朝鮮と相似している。

実朝は、暗殺された頼家の子の公暁によって、“親の敵”として殺される。これで頼朝の直系は途絶えた。“祖父が興し、親が大きくして、孫がつぶす”とはよく言われるが、実朝を正恩委員長に、頼家が正男氏、公暁が金漢率に代わると、金ファミリーは源家三代に似ている。

金日成から続く“白頭山血統”による支配も、終わりの日が近いのかもしれない。

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