2017年3月14日 10:30
石川遼と別れたキャディが松山英樹とラウンドして言った言葉

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“他人のせいにしない”ということは、アスリートの世界では最も重要なこと――。プロゴルファーの松山英樹がそれを証明してくれた。
松山は3月5日に最終日を迎えたWGCメキシコ選手権で戦ったが、25位タイと敗退。同大会の連覇はならなかった。終了後も、「ショットに関してはいいところも出てきているけど…」などと反省しきりだった。だが、世界ランキング4位はキープしており、次のツアーでの仕切り直しを狙う。
「連覇を逃したのは残念ですが、収穫はありました。今回の大会会場は標高2300mの高地にあり、空気抵抗が減るので、ボールの飛距離が自分の想定以上になることがあります。それをどう制御するかが最大の課題でしたが、そこはしっかりとクリアできていました」(ゴルフ専門誌記者)
今大会に松山は、これまでと違う態勢で臨んでいた。松山のキャディを務めたのは、専属の進藤大典氏ではなく、加藤大幸氏だった。加藤氏はかつて石川遼のキャディを務めていた人物だ。
■ 初めてコンビを組んだ松山と加藤氏だったが…
「進藤氏が所用でこの大会を外れるため、現在フリーの加藤氏にお願いしたのです。
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