くらし情報『総理大臣には「資質」よりも「家系」が大事という歴史的事実』

2017年4月1日 17:30

総理大臣には「資質」よりも「家系」が大事という歴史的事実

総理大臣には「資質」よりも「家系」が大事という歴史的事実

yuhi / PIXTA(ピクスタ)

現在の内閣総理大臣の安倍晋三首相は、かつて総理大臣だった麻生太郎元首相と、ちょっと遠いが親戚であることは有名だ。厳密には、安倍首相の祖父である岸信介、そのいとこの吉田寛の奥方の甥が麻生金融担当大臣となる。

さかのぼること150年前、朝廷の権威を掲げ、264年間続いた徳川幕府の権限を天皇に移譲した大政奉還を、長州藩(山口県)と薩摩藩(鹿児島県)を中心とした勢力が成し遂げた。その結果、現代の日本政府に通じる新政権が樹立された。こうして明治以降の総理大臣は、新政府樹立の中心となった旧長州藩士と旧薩摩藩士が多くを占め、いまも歴代総理大臣の出身地は山口県がトップに君臨する。

大正、昭和、平成と長い時代が経過しても、意外なことに“長州閥”と“薩摩閥”が連綿と続いている。

「配偶者(婚姻)が有力家同士を結び付けています。長州藩士から維新後に島根県令になった佐藤信寛と、薩摩藩士から内務卿になった明治の元勲である大久保利通から婚姻関係が結ばれることで広がり、吉田茂、岸信介、佐藤栄作、鈴木善幸、麻生太郎、細川護熙、安倍晋太郎といった各総理が輩出されているのです」

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