くらし情報『自宅で大阪万博を擬似体験?昭和のVRデバイス「3Dビューワー」』

2017年4月8日 16:00

自宅で大阪万博を擬似体験?昭和のVRデバイス「3Dビューワー」

■ 「元祖クールジャパン」再検証

~ファイル17【学研 パンペット】~
昨年、“VR(仮想現実)元年”として、家電メーカーやゲーム産業はさまざまな関連商品を市場に投入しました。各社とも新しい需要を開拓しようと躍起になっているようです。

しかし、世間の反応は冷ややかな気がします。これまで何度かメーカー側が“3D”テレビブームを煽ったものの、まったく定着せず、消費者は痛い目に遭っているので当然でしょう。

そんな3Dですが、過去に一度だけ私が「これはスゴイ!」と思った3Dビューワーがあります。それが学習研究社が大阪万博公式おみやげとして1970年に発売した『パノラマステレオビューワー・パンペット』です。

自宅で大阪万博を擬似体験?昭和のVRデバイス「3Dビューワー」


私たちがなぜ世界を立体的に認識しているかというと、両目が約7センチ離れていることで視差が生まれ、両方の目から入った違う映像を脳内でひとつにすることでモノを立体的に把握しているからです。

自宅で大阪万博を擬似体験?昭和のVRデバイス「3Dビューワー」

別売りのフィルムを買い換えれば何度も楽しめ、万博の他、世界の景色、特撮ヒーローなどのソフトもあった

この原理を応用した3Dビューワーは昔からたくさんありましたが、このパンペットが優れていたのは、35ミリポジフィルムの上下を分割して画面をパノラマ化し、フィルムの面積を倍に活用した点です。

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