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松山英樹が全米ゴルフ界の頂点に立とうとしている。
2016-17年のアメリカツアーポストシーズンが8月24日に開幕した。これはアメリカツアーの年間王者を決めるもので、4試合が行われる。ランキングの125位までが出場できる脱落式で、最後のひとりに残ればボーナス1000万ドル(約11億円)が付与される。下馬評通り、現在ランキング2位の松山が勝てば、日本人初の快挙達成になる。
「プレーオフシリーズの開幕前日、松山はプロアマ戦を途中棄権しました。関係者やアメリカのメディアもどよめきましたが、臀部の張りのためで、大事を取って棄権したようです。ツアー最終日のあと、4時間も練習するような松山が大事を取ったということは、年間王者を本気で取りにいくつもりなのでしょう」(特派記者)
■ 注目されている松山の「ストイックさ」
アメリカのメディアは、松山の強さが“ストイックさ”にあると見ている。その影響だろう。松山と戦う自国選手たちに「彼を見るな。ボールを見ろ」といったアドバイスめいた特集記事も組まれていた。
「松山はショットを放ったあと、まるでミスショットであるかのような厳しい表情に変わります。
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