くらし情報『「UFOブーム」と「超合金ブーム」が合体した大傑作玩具』

2017年9月9日 16:00

「UFOブーム」と「超合金ブーム」が合体した大傑作玩具

1960年代までは、金属製無垢材の男子向け玩具といえば『ベーゴマ』と『ミニカー』でした。原始的な鋳物の技法で作られるベーゴマに対して、ミニカーは開発費のかかる精密な金属型に溶けたアルミニウム・亜鉛・銅などの合金を高圧で注入し、迅速に凝固させ取り出す“ダイカスト法”で成形した複数の部品を組み合わせて作るので、小さな割には高級な玩具でした。

このダイカストを実在の車にだけではなく、『バットマン』や『サンダーバード』、『謎の円盤UFO』など、人気キャラクターものに応用したのがイギリスのコーギー社です。

1970年代に入り、日本の玩具メーカーもようやくキャラクターものの金属製ミニカー市場に参入します。まず、先鞭を付けたのはエーダイ社の『グリップキャラクター』シリーズで、サンダーバードのメカを英国産のものよりも小型にし、安価に販売して成功。次にバンダイの系列会社ポピーが『ポピニカ』シリーズと銘打って『仮面ライダー』のサイクロン号などをミニカー化し、大ヒットとなります。

その“金属+キャラもの路線”を、さらに複雑でパーツ構成も多いロボットで挑戦し、アニメ設定のまま『超合金』というネーミングで1974年初頭に発売したのが、ポピーの『超合金・マジンガーZ』でした。

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