くらし情報『捨て犬の殺処分がなくならない「経済論理」』

2017年9月29日 21:00

捨て犬の殺処分がなくならない「経済論理」

捨て犬の殺処分がなくならない「経済論理」

画像はイメージです miya / PIXTA(ピクスタ)

1年に数万頭の捨て犬を殺処分しているのは、先進国では日本だけだ。自治体もこの惨劇を見過ごすわけにもいかず、ようやく重い腰を上げ始めた。

東京都の小池百合子知事は、2020年のオリンピック・パラリンピックまでに殺処分ゼロを目標に掲げた。保護された捨て犬に里親を探すことで殺処分をなくした神奈川県のような自治体も現れた。しかし、殺処分は減少したように見えるものの根本的な問題は解決していない。その問題とは、ペットを“商品”として扱うショップの存在である。

なぜ、犬を捨てる飼い主がいるのかを突き詰めると、まず子犬の売られ方に問題があるという。

「ペットショップで衝動買いをしてしまったが、家へ連れ帰ると子犬が言うことを聞かないので、持て余して捨ててしまう。ラブラドールレトリバーなどの大型犬の子犬を買ってしまったが、半年で急激に大きくなり、1年で成犬になると、“かわいい”が“屈強”になってしまうというパターンもあります。大型犬になったことで、狭い家で持て余し、散歩で体力を消耗するといった理由などで捨ててしまう人がいるのです。また、雑種犬は大きくなると自分の考えていたのとは違う見た目に育ってしまい、かわいくないといって捨ててしまう人も残念ながらいるのです」

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