「コウノドリ」が抱える惜しいポイント3つ

2017年10月20日 22:30
 

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(C)まいじつ

10月13日からスタートした連続ドラマ『コウノドリ』(TBS系)は、2015年に放送されて話題を呼んだ“出産”をテーマにした医療ドラマの第2シリーズだ。今作では前シリーズの1年半後が描かれる。

同ドラマは、患者に寄り添う産婦人科医と天才ピアニストというふたつの顔を持つミステリアスな主人公、鴻鳥サクラを綾野剛が演じている。

「前作の平均視聴率は11.5%で、今回はそれ以上の視聴率が求められています。助産師の小松留美子役で吉田羊が出ていますが、前作のときはまだブレイク前だった吉田が、今回は誰かほかの役者に交代させてもよかったと思うほどに、個性が出せていません。もっと存在感を出してあげないと、このメンバーでは埋没してしまいます」(テレビ雑誌編集者)

■ ほかにも不安要素が…

綾野と吉田のほかには、アーティストで俳優の星野源も出演している。星野の人気は今年になって爆発的に上がっており、一挙手一投足に注目が集まるほどになっている。星野がクランクインするときはあまりのカメラの多さに「記者会見のようだ」という声もあったほどだ。吉田の存在感が埋もれてしまいがちなのは、星野の影響があるといってもいい。

「吉田の件もそうですが、このドラマには3つの“弱点”というか惜しい点があります。ひとつ目は吉田の存在感の希薄さ。次に挙げられるのは登場人物の説明がなく、前シリーズを見ていない人にはよく分からないままドラマに入っていくために、視聴者の不満を呼んでいることです。初回放送後、SNSでは《星野源が演じる四宮春樹と鴻鳥はどっちが偉いの?》など、いきなり病院内の人間関係が謎だという投稿が集まっています」(同・編集者)

同ドラマは佐々木蔵之介、大森南朗、松岡茉優坂口健太郎など個性派の演者が揃っている。前作を見ていない視聴者にとっては、誰が主人公か分からないような状態になりかねないのだろう。

「そして3つ目の問題は、主人公の鴻鳥が悩んでいると感じさせる場面があるのですが、その原因が見えてこないことです。いずれは明らかになっていくのでしょうが、初めて見た人には、なぜ変装してピアニストをしているのかという理由も分かりません。説明がいまひとつ足りず、不親切なドラマという印象を与えかねません」(同・編集者)
初回の平均視聴率は12.9%で、第1シリーズ初回の12.4%を上回った。産婦人科医だけに“産みの苦しみ”がありそうだが、3つの弱点を克服できるのか見ものだ。

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