くらし情報『江戸時代からあった言葉「バカチョン」が差別用語になった経緯』

2018年2月2日 19:00

江戸時代からあった言葉「バカチョン」が差別用語になった経緯

また日本海沿岸で起きていた拉致も北朝鮮の仕業ではないかとの噂が広がっていましたが、大政党だった社会党などの左翼陣営の抗議の前に打ち消されています」(政治ライター)

また、当時はこんな時代背景もある。「♪カラスなぜなくの~」で有名な童謡『七つの子』が“強制連行された朝鮮人の歌”だったと主張したのは、タレント、随筆家、放送作家で作詞家の故・永六輔氏である。永氏は「童謡『赤い靴』の赤はソ連の事であり、社会主義が消えてしまったと歌っている。童謡『あの町この町』は、戦争の方向に向かう日本に引き返すことを勧めている。そして童謡『七つの子』は、強制連行されて炭鉱で働く朝鮮人への同情心をうたったものである」と主張した。

しかし『七つの子』については、野口雨情が作詞、本居長世が作曲し、1921年に雑誌『金の船』に発表されたものだから、朝鮮人の強制連行がなされたとされる時代よりはるか以前に作られた歌だ。前述の三笠宮崇仁親王の発言以外にも、以下のような騒動があった。

  • 1981年5月:テレビ朝日系放送の『日曜洋画劇場 がんばれベアーズ』で「バカチョンどもに負けていいのか!」という表現に対し、視聴者から抗議
  • 1987年1月:アニメ『超人戦隊バラタック』がKBS京都で放送された際、数カ所に「バカチョン」

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