くらし情報『借金80兆円を超えても作り続ける「中国新幹線」の謎』

2018年2月27日 21:00

借金80兆円を超えても作り続ける「中国新幹線」の謎

(C)kikujungboy / Shutterstock

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中国の新幹線工事は今年も営業運行距離を3000キロ伸ばし、12兆7000億円が投資される。2025年には全長は35000キロになる予定だというから、日本の新幹線総営業距離の11倍に相当する。

昨年も11兆円強を投資し、成都から西安など辺境の地にまで新幹線の営業距離を伸ばした。これで過去の借入金総額は81兆6000億円にも達し、これは中国鉄道企業の総資産の64.8%を占めるに至った。

ちなみに日本の国鉄が破綻し、清算した際の累積赤字は24兆円だから、すでにその4倍に達していることになる。

そもそも収入を度外視しているから、作れば作るほど赤字は累積されていくが、中国の政府は気にしている様子がない。その理由は、中国鉄鋼産業に見れば納得できるという。

「中国鉄鋼産業界は、余剰生産体制、余剰ストック、潜在失業者と赤字体質そのものです。しかし、鉄の強度に予算をかけていないため、“安かろう悪かろう”になるのです。そのため、世界中にダンピング輸出ができ、アメリカから400%を超える制裁関税をかけられても全く気にしません。それで新興諸国にどんどん売り込みを図り、ビルが倒壊しようが、橋が崩れ落ちようが”平気の平左”どころか賠償請求にも無視を決め込むのです」

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