くらし情報『気品があってかわいかった!?昭和の「ゴムヘビ」』

気品があってかわいかった!?昭和の「ゴムヘビ」

2018年3月5日 10:30
 

ようやく春めいてきました。3月6日は土の中の虫が動き出すという啓蟄(けいちつ)ですし、昨年の『ゲテモノ当て』に引き続き、ヘビのおもちゃをニョロッと紹介しましょう。

1960~1970年代、駄菓子屋には欠かせない存在だったイタズラグッズの定番『ゴムヘビ』。最もクラシックなゴムだけでできた昭和の純正ゴムヘビがこちらです。

関連リンク

・死の島か宝の島か?米朝会談の開催地「カペラ・ホテル」の秘密
・高橋真麻、今夜は彼氏と一緒にセネガル戦を観戦「勝利の美酒を…」
・浜野謙太、朝ドラ『まんぷく』での白衣姿披露「情熱の歯医者役」
気品があってかわいかった!?昭和の「ゴムヘビ」


全長10センチほどの羊羹(ようかん)のようにうっすらと透明感のある漆黒のボディー。鮮烈な黄色の蛇腹。そして、口からチョロッと出た2つに割れた舌先。黒、黄、赤色の見事な取り合わせです。

現在のカラフルに塗装された樹脂製のモノとは違い、着色したゴムを職人的手わざで焼き込んでいます。たこ焼きを作るときに、紅生姜やネギを入れながら焼いていく感じでしょうか。手間暇がかかっています。

ただし、昭和のゴムヘビはプラスチックを溶かす成分を含んでいるので、絶対に樹脂製品を近づけてはいけません。以前、テレビの上に置きっぱなしにして大きな穴を空けたことがあります。

そして、私が大好きなゴムヘビをもうひとつ。同じメーカーのものと思われる『カエル付ヘビ』です。何と、豪華箱入り。

気品があってかわいかった!?昭和の「ゴムヘビ」


全長約22センチとかなり大きめで、背中にカエルがちょこんと乗っている珍品ゴムヘビです。

気品があってかわいかった!?昭和の「ゴムヘビ」


ヘビはカエルにとって天敵のはず。それがなぜ背中に乗っているのか?本来、気味悪がらせるためのゴムヘビなのに、こんなにかわいくしちゃう意図が分かりません(笑)。

ふたつのゴムヘビに共通しているのは、造形にあざとさがなく、S字ラインを描いたシンプルなフォルムは実に優美だということです。

製造元も分からないような駄玩具にすぎませんが、あえて言わせてもらえばこのゴムヘビたちには“気品”を感じてしまうんですよ。

そう、深夜にブランデーグラスを傾けながらじっくり眺めていたい、そんな芸術的香気です。

昭和のゴムヘビに乾杯!

(写真・文/おおこしたかのぶ)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2018 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.