
m.Taira / PIXTA(ピクスタ)
フィギュアスケート選手の
本田真凜が、今春からアメリカに練習拠点を移す。先ごろ行われた世界選手権の男子シングルで優勝したネイサン・チェンらを指導する
ラファエル・アルトゥニアン氏に師事するという。
本田は2016年に世界ジュニア選手権の女子シングルで優勝し、翌2017年の同選手権2位と将来を期待される存在だ。
平昌五輪のあった今季、シニアデビューを果たしていたが、五輪代表の2枠に入ることはできなかった。
「4年後の北京出場を目指してレベルアップするために環境を変えることは、絶対にプラスになると思います。アルトゥニアンコーチは2006年から約2シーズンにわたって
浅田真央を担当したとこもあります。ジャンプの指導に定評があり、教え子のチェンは国際スケート連盟公認の大会で、世界で初めて5種類の4回転ジャンプを成功させました。もともとスケーティングと演技表現には定評のある本田にとって、ジャンプという武器を加えることが期待できる、とてもいい決断だと思います」(フィギュア関係者)
SNSでも《海外で技術をたくさん磨いて成功してほしい》、《日本の次世代エースは真凜ちゃん。期待しています》などの応援の書き込みが相次いでいる。
「シニアデビューしてからというもの、伸び悩んでいるような結果しか出せていませんが、本田は開放的な海外で実力を発揮して、きっとのし上がると思います」(同・関係者)
■ 一部のファンから逃れるため?
だが、この海外への拠点変更について、ネガティブな話もある。
「本田は恐らく、日本での一部のファンからの執拗な追っ掛けに参っているのでしょう。本田には熱烈なファンが付いています。それも、明らかにほかの女子選手のファンとは違うタイプのファンです。自宅近くでの待ち伏せなどを避ける工夫をするのに疲れたとされます。このまま日本にいては、神経をすり減らすだけです」(スポーツ紙記者)
海外で練習に打ち込むことで、次の北京冬季五輪での活躍を期待したい。
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