くらし情報『甲子園出場校「私立校優勢」から「公立校復権」へ』

甲子園出場校「私立校優勢」から「公立校復権」へ

2018年3月31日 16:01
 

関連リンク

・結婚発表の須藤凜々花に止まない批判
・松浦亜弥 4年ぶりの晴れ姿!長女入園式で見せた変化とは?
・「綾野剛“似”は不細工!」実際そこまで“イケメンじゃない”と思う芸能人ランキング
Akishima / PIXTA(ピクスタ)

Akishima / PIXTA(ピクスタ)

3月23日から春の選抜高等学校野球大会が始まっている。今年は第90回を迎えた記念大会のため、例年より4校多い36校が参加して甲子園球場で熱戦が繰り広げられている。

「センバツ大会の出場校のうち、『21世紀枠』という特別出場枠の3校は、原則として公立高校から選ばれます。そうした決まりがあるわけではありませんが、2001年に創設されて以降の18年間に選ばれた48校のうち、私立は土佐高(高知)のみでした。今年の代表である由利工(秋田)や膳所高(滋賀)、伊万里高(佐賀)はすべて県立高校です」(野球ライター)

21世紀枠の3校を除く33校のうち、公立高校は、富山商(富山)、静岡高(静岡)、彦根東高(滋賀)、乙訓高(京都府立)、東筑高(福岡)、富島高(宮崎)の6校のみで、乙訓高以外は県立高校だ。その他の27校はすべて私立高校だから、一般枠の81%は私立校が占め、21世紀枠を含めた全出場校でも75%は私立校が占有している。甲子園に出場するのは完全に私立が優位だ。

「実は私立が優位になったのは、平成に入ってからなのです。それまでは銚子商(千葉)、横浜商(神奈川)、福井商(福井)、県岐阜商(岐阜)、静岡商(静岡)、岡山東商、倉敷工(いずれも岡山)、広島商(広島)、下関商(山口)、徳島商(徳島)、高松商(香川)、松山商(愛媛)、高知商(高知)、熊本工(熊本)や、1979年に春夏連覇を果たした箕島高(和歌山)をはじめ、桐生高(群馬)や習志野高(千葉)、今大会にも出場している静岡高(静岡)や今治西高(愛媛)、津久見高(大分)なども公立高校でした。やがて、商業高校は男子生徒の比率が下がって野球部が弱体化しました。その一方で、私立高校は特待生制度(2012年から1学年5人までに制限)を使って全国各地から選手を集め、手腕に定評のある指導者を招くことで、学区に縛られて選手獲得に制限のある公立高に替わって甲子園出場を独占し始めたのです」(同・ライター)

■ 高野連が主導した公立高校の復権

ところが、現在は公立高校でも学区が拡大され、県内から広く生徒を集められるようになった。また、授業料が無償化され、体育科を設ける公立高校も生まれたほか、スポーツの成績での入学も可能となるなど、公立と私立の違いがなくなってきた。高野連の“公立復権策”の目論見通りに、公立高校の復権は進みつつある。

「千葉県内にある市立習志野、船橋、柏、松戸、銚子には甲子園と同じ広さの専用球場があり、合宿所など設備も整っています。この5校のうち甲子園に出ていないのは、俳優の阿部サダヲさんも在籍していた市立松戸高硬式野球部だけです」(同・ライター)

公立高校の復権やいかに。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2018 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.