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フジテレビの早朝の情報番組『めざましテレビ アクア』が3月末をもって終了した。番組の終了を告げる告知らしきものはほとんどなかった。
めざましテレビ アクアは月曜日から金曜日までの平日午前4時から5時25分まで放送されていた。現在は4時からはBSフジで放送されている『クイズ!脳ベル
SHOW』があり、『めざましテレビ』が4時55分から開始する体制に変わっている。
このアクアは、フジテレビの
宮澤智アナウンサーがメインMCで、日替わりでフリーアナウンサーの
伊藤弘美と
曽田麻衣子もMCとして出演していた。
「突然の番組終了は“フリー切り”のためだという噂です。伊藤と曽田は4月からめざましテレビで不定期出演のリポーターなどに格下げされています」(同・編集者)
一方、土曜日の放送されている『めざましどようび』でMCだったフリーアナの
長野美郷も、3月をもって降板している。
■ フリーアナは極力使わない方針に
「これまでフジテレビは、フリーアナでもかわいければ積極的に起用してきました。しかし、業績不振が長く続くなかで、ギャラが発生してしまうフリーアナは切る方針になったのでしょう。その上で、人気がない局アナでもMCに使って安く上げる。これが奏功するかどうか…」(フジテレビ関係者)
加藤綾子がメインMCを務めた番組『スポーツLIFE HERO’S』もわずか3月をもって終了した。加藤ですら例外なく経費削減の対象になったのだ。
「いままで人気が出ず窓際に近い状況に置かれてきた
内田嶺衣奈アナ、
小澤陽子アナも続々と起用されるようになっています。フリーを含め“アナドル局”と呼ばれたフジテレビの魅力はなくなるでしょう」(同・関係者)
経営不振のスパイラルをまざまざと見せつけられているようだ。
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