くらし情報『着替え盗撮に枕営業…アイドル界にはびこるセクハラの実態』

着替え盗撮に枕営業…アイドル界にはびこるセクハラの実態

2018年5月29日 10:30
 

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

アイドルグループ『虹のコンキスタドール』の元メンバーの女性がセクハラを受けたとして、当時のプロデューサーを提訴した。このグループはイラストSNS『pixiv』を運営するピクシブ社の企画から発足しており、提訴されたのは同社の現社長(当時は副社長)である永田寛哲氏だ。

訴状によると、元メンバーの女性は3つのセクハラ被害を受けたという。

まず、息抜きのために京都旅行を申し出たところ、「僕が付き添いで行くならいいよ」として強引に同行し、相部屋での就寝を余儀なくされたこと。襲われこそしなかったというが、女性は当時未成年だった。

次は、アルバイトを申し出たところ許可されず、代わりに「マッサージをしたらバイト代をあげる」として強要されたこと。

そして最後に、グループ脱退後、同期メンバーの卒業セレモニーのために上京した際、永田氏の自宅マンションに泊まるよう指示され、脱衣所を盗撮されたこと。偶然隠しカメラに気付いた女性は映らないように着替えたが、翌日はどうしても全身が映ってしまう角度にカメラ位置が変わっていたという。女性はその翌週に大学入試センター試験を控えていたが、盗撮被害に遭ったショックとフラッシュバックから試験を受けることができなかったという。

なお、永田氏側は旅行とマッサージの件は認めつつも、盗撮については一部事実と異なるとして争う姿勢を見せている。

「近年のアイドルブームで、『自分もアイドルになれるかも』と夢見る女の子が、良くも悪くも増えました。結果、事務所が発掘して育てていたかつてのスタイルではなく、女の子側が『推してほしい』と売り込むパターンが多くなったのです。そうして事務所とアイドルの“パワーバランス”が崩れたことで、セクハラ被害が増加してしまっているのが実状です」(芸能事務所関係者)

■ ここ数年で激増しているアイドルのセクハラ被害

実際にここ数年、アイドルがセクハラ被害を訴えるケースは増えている。

今年1月に解散した茨城県水戸市のご当地アイドルグループのケースでは、元メンバーの女性がイベント時に過呼吸で倒れた際、男性スタッフに胸を触られたとツイッターで訴えた。また2016年に解散した名古屋発のアイドルグループのケースでは、遠征中の車内で睡眠していたメンバーが、わいせつ行為を受けたとして警察に通報している。さらに酷いケースでは、“最強の地下アイドル”を謳う某グループの元メンバー複数が、枕営業を強要されたり運営会社社長と肉体関係を持たされたりしたと告発したこともある。

「特に、ご当地アイドルグループや地下アイドルグループのセクハラ被害は数知れないと聞きます。表に出てきているのはまさに氷山の一角。そもそも最初から“アイドルと行為に及ぶ”ことを目的にプロデュースを始める者までいるようですから悪質です」(芸能事務所関係者)

女性たちの夢を悪用する大人たちを、決して許してはならない。

【画像】

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