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演芸番組『笑点』で多くの視聴者に親しまれた人気落語家の桂歌丸(本名:椎名巌)が、7月2日午前11時43分に死去した。
歌丸は笑点の前身番組である『金曜夜席』(1965~1966年)で第1回放送から大喜利のメンバーとして登場。翌年にこの番組が笑点へと名を変えると、巧みな話芸と幅広い芸風で一躍人気者になった。2005年からは笑点の司会を務めるようになったが、このころからたびたび体調を壊すようになり、2016年の放送開始50周年記念放送で笑点からの引退を発表。その際、番組初の終身名誉司会に就任していた。
その痩身な体格と病気がちであったことから、笑点の番組内はもとより、インターネットなどでも散々“歌丸死去”がお約束的なネタとして取り沙汰されてきた。今回もネットの記事を見て「またかよ(笑)」などと思った人もいたに違いない。しかし、残念なことに今回はネタではなかった。
そのネット上では、死を惜しむ投稿が多く上がっている。
《もう、師匠を死に絡めたネタもできなくなってしまうんですね…。》
《人々を笑わせすぎてとうとう天国まで座布団積み上げてしまったか…》
《もう円楽さんとの掛け合いを見ることもできないのか…》
■ 歌丸の死因になったのは通称「たばこ病」
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