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フィギュアスケート『オータムクラシックインターナショナル2018』優勝。18-19年シーズンもVスタートを飾ったが、羽生結弦の表情は冴えない。
「公開練習のときは不安めいた発言もしていました。不安といっても、羽生は新しい技に挑戦しており、それがまだ完璧ではないからでしょう。向上心ゆえの不安と思えば、頼もしい限りなのですが…」(スポーツ紙記者)
こんな言い方は語弊があるかもしれないが、オータムクラシックはGPシリーズよりも格下の大会だ。勝って当然、羽生にとっては調整の一環だったが、フリーの演技で4回転サルコーを転倒してしまった。ショートプログラム1位、フリー2位、本番前の公開練習で「不安」を口にしていたということは、転倒も予期していたのかもしれない。
「右手の小指が腫れ上がっていました」(同・記者)
小指の負傷について多くを語ろうとしなかったが、練習拠点でもあるカナダでの調整中に転倒してしまい、たまたまリンクにできていた穴に小指を入れてしまったという。
「羽生クラスになれば、練習での転倒は珍しいこと。新技の取得に悪戦苦闘していると見るべき」
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