2020年11月19日 01:46
日本のYouTubeは特殊? 国内と海外で違う“ウケる動画”の作り方
(C)PIXTA
世界中の視聴者を魅了し、投稿者には一攫千金の夢を叶えるYouTube。毎分500時間ものビデオがアップロードされていると言われ、人種や国籍を問わず、さまざまな人々がバズるための戦略を練っている。そんな中、ネット上では日本で流行る動画の「特殊性」について議論が巻き起こっているようだ。
片付けコンサルタントの〝こんまり〟こと近藤麻理恵は、現在ユーチューバーとしても盛んに活動中。日本向けと英語圏向けのチャンネルを運営しており、片付けテクニックについての動画を投稿しているのだが、動画の方向性はチャンネルによって大きく異なっている。
英語圏向けのサムネイルは一切テロップが入っておらず、配色も白を基調としたシンプルなつくり。それに対して、日本向けのサムネイルでは文字の大きさと派手さが際立っている。たとえば今年6月に投稿された「こんまり解説!『片づけと風水』の意外な関係」という動画では、ピンクや水色を使った「片づけと風水の意外な関係!?」という文字がサムネイルの大部分を占領。画面上部には「運気上昇!!!」「金運アップ!?」というテロップも添えられており、英語圏向けとは段違いの情報量だ。
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