2020年11月20日 01:46
「容姿で何が分かるの?」履歴書から“写真欄”が消える日が近い!?
(C)PIXTA
人種や容姿、性別などによる〝差別〟を撤廃する流れとなっている現代社会。世界中でダイバーシティ(多様性)の受容が叫ばれている昨今、日本でも少しずつ変化が起き始めているようだ。
今年3月、日用品メーカーの『ユニリーバ・ジャパン』は履歴書の性別欄を廃止し、ジェンダーを前提とした採用を中止。発端となったのは、「履歴書から性別欄をなくそう #なんであるの」というキャンペーンの存在だった。この流れは他の企業にも波及し、日本最大の履歴書メーカー『コクヨ』が性別欄のない履歴書の開発を進めていることも明らかとなっている。
さらにネット上では、性別に続いて〝容姿〟による区別の撤廃という議論が盛り上がることに。「人を見た目で区別するのはおかしい」として、履歴書から写真欄を削除するべきだと求める意見が続出している。
写真欄を否定する人々からは、《容姿で人の何が分かるの? 前時代的だと思う》《履歴書に写真いるかどうかの話題、ほとんどの場合いらないと思う。容姿に関係する職種ならまだしも、事務職とか飲食とかはいらない》《本人確認のための照合が必要なら、最初の試験に写真入り身分証明書を持ってきてもらえばいいんだよ》《履歴書に性別も写真もいらないってことに気付くの遅くないですか。
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