2021年1月31日 01:41
新卒の7割が「コロナの影響なし」 コロナへの危機感が低すぎる若者たち
(C)PIXTA
新型コロナウイルスによって、一変してしまった生活様式。イベントが軒並み中止になってしまったり、終電の時間が繰り上げられたりと、「日常生活が変わってしまった」と自覚する場面も多いのではないだろうか。しかしコロナに対する危機感については、世代によって大きな違いがあるようだ。
株式会社ジェイックは、2021年1月4日~6日にかけて「新型コロナウイルスに関するアンケート」を実施。2021年の新卒学生を対象として、コロナ禍の就職活動について意識調査を行った。
そこでコロナの影響によって志望業界や業種を変更したか尋ねたところ、31.4%の学生が「変えた」と回答。言い換えると、約7割の学生はコロナの影響を考慮せずに就活を行っていたことになる。
また、コロナの影響で「企業選びで重視するようになったことがあるか」というアンケートでは、「企業の将来性があるか」「勤務地」「企業の社風が良いか」といった選択肢がランキングのトップ3に。いずれの選択肢も、コロナ禍の情勢とはあまり関係がない回答だと言えるだろう。
逆にコロナに関連する回答としては、「テレワークの実施をしているか」が9.0%、「企業の選考のWeb化の状況」
…