
女性がもらってうれしいものといえばお花。なかでもバラの花は人気が高い品種のひとつです。とくに1本でも存在感がある赤いバラは、とても美しいものです。
古来よりバラの花は権力の象徴として扱われ、気品や贅沢の代名詞でした。各界の著名な人物の名を拝した品種も数多くあり、人びとに長く愛されていることがうかがえます。
そのなかでも優れた美しさを持つ「さ姫」という品種を栽培、加工しているのが、「奥出雲薔薇園」さんです。こちらがあるのは2014年、皇族のご結婚などで注目を浴びた出雲大社のある島根県。豊かな自然あふれる神話の地で育てられるバラは、芳香が素晴らしく肉厚で大輪です。
「さ姫」は丹誠込めて手作業で育てられ、無農薬で作られてます。バラは本来虫がつきやすく天候に左右されやすいことから栽培は難しいものです。この農園では日々愛情が花ばなに込められ、毎年豊かな香りと艶やかな深紅で満たされています。
見た目だけでなく、その香りも大きな魅力の1つであるバラですが、実は食用としても歴史が古く、人々の間で楽しまれてきました。香水、お茶、ジャムなどに加工することができビタミン、ポリフェノールなどの栄養素も多く含まれています。
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