2015年4月17日 22:45
GWに訪れたい。ローズの花々で染まった老舗デパート

日本の春は桜の淡いピンク色に包まれ、なんとも心をホッとさせる風情をたたえてくれるものです。いっぽう、パリでは今年に限り、ピンク・トーンの花々が咲き誇るスポットがお目見えしました。
「プランタン・オスマン」がローズカラーに衣替え
こちらは日本でも馴染みの深い、オペラ界隈のプランタン・オスマンです。1865年、ナポレオン3世時代に創業して以来、パリを代表するデパートとして人びとに最新の商品を提供し続けてきました。1868年には既に通信販売を開始し、パリ遠方での購入を実現させるなど、時代の先を常にリードしてきた存在でもあります。
そんなプランタン・オスマンが、今年誕生150周年を記念して、春らしく美しい彩りの花々が咲き誇る衣装をまといました。目の前を通り過ぎると、直径5メートルもの大輪のバラの花々と、ファサードを一面に覆いつくす見事なローズカラーのフラワーモチーフに、思わず息をのみ、立ち止まってしまいます。こちらのファサードには、バラの他にも、桜、あじさいなど、計5500本以上もの花々が施されています。
マスコットやショーウィンドウにも注目
150周年を記念して、髪に花を飾った可愛いマスコットの「ローズ」
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