2015年7月27日 22:45
今年は流れ星&国際宇宙ステーションの「奇跡のコラボ」に期待

7月ももう下旬。そろそろ、1年間で最も多く流れ星が見られるシーズンの到来です。さらに今年は、流れ星のように輝きながら天空を横切る国際宇宙ステーションとの、奇跡のコラボが見られるチャンスでもあります。
流星群の活動中に現れる「きぼう」の光
まず注目したいのは「みずがめ座δ流星群」。7月28日(火)にピークをむかえ、8月19日(水)ごろまで活動します。どの方角にも現れる予定です。加えて、7月31日(金)にピークをむかえ、8月15日(土)ごろまで活動される「やぎ座α流星群」もあります。
これらふたつの流星群が活動中の7月31日(金)20:34ごろ、流れ星よりはゆっくりとした、飛行機のような速さで北西の方角に流れる、1等星ほどの強い輝きが国際宇宙ステーションです。ここには日本初の有人実験施設となる「きぼう」日本実験棟があり、油井宇宙飛行士も搭乗しています。あの光に日本人宇宙飛行士がいるのだと思うと、どこか感慨深くなりますね。
満月だけど、期待したい流星とのコラボ
とはいえ7月31日(木)は満月です。国際宇宙ステーションはとても明るく見えるので満月が出ていても大丈夫ですが、流星は残念ながら見えずらくなります。
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