2016年9月7日 22:45
今年は特別。新暦と旧暦がシンクロ...9月15日は中秋の名月
9月1日(木)は新月でしたね。月が満ち欠けする周期の初日にあたる新月と、ひと月の始まり(ついたち)が重なる――これは、新暦と旧暦がシンクロしていることを意味しています。驚きなのは、9月に続いて10月も新月からスタートするということ。私たちが普段使っているカレンダー(新暦)においては、かなりレアなケースです。というわけで、この2ヵ月間は、旧暦と月を意識して過ごすのがオススメです。
名月のシーズン到来
旧暦では毎月第1日目(ついたち)が必ず新月になる決まりがあります。つい最近、新月と重なった9月1日は、旧暦8月1日にあたります。また、次の新月と重なる10月1日は、旧暦9月1日です。旧暦の8月・9月といえば、昔の日本人が月を愛でていた時期。そう、名月のシーズンです。
一年のうちでもっとも美しいとされている「中秋の名月(秋の十五夜)」は、旧暦8月15日の夜に見る月のこと。
そして、中秋の名月に次いで美しいといわれているのが「十三夜」。旧暦9月13日の夜に見る月のことをさします。
今年の場合は、
・中秋の名月......9月15日(旧暦8月15日)
・十三夜......10月13日(旧暦9月13日)
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