くらし情報『「音楽を聴いてリラックスできる」は、本当?』

2018年6月11日 20:30

「音楽を聴いてリラックスできる」は、本当?

リラックスできる曲
「月の光」組曲《ベルガマスク》から/ドビュッシー

副交感神経を優位にするには、あまり抑揚のないメロディで、ピアノやチェロなど低めの落ち着いた音を聴いていると、幸せホルモン“セロトニン”が分泌されていきます。歌詞が入ってくると、言葉を聞きとろうとして脳の別の部分が活性化してしまうので、休めたいときは楽器のみの曲がよいでしょう。

痛みを和らげる曲
「白鳥」組曲《動物の謝肉祭》から/サン=サーンス

ピアノの伴奏音がヒトの心拍に合ったゆるやかなテンポなので、心を落ち着かせます。そのあと徐々に音が高くなっていくところで、快楽を感じる“ドーパミン”と、痛み*を和らげる“エンドルフィン”が一気に分泌されるので、頭痛や生理痛でつらいときには鎮痛効果が期待できます。
*音楽で緩和される痛みは、原因不明で3ヵ月以上続くような慢性痛です。

日頃忙しく過ごしている人も、夜は穏やかな曲に身をゆだねれば、脳はリラックスモードに。音楽で、仕事の疲れも癒やされるはず。

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藤本幸弘(ふじもと・たかひろ)

クリニックF院長、東京都市大学工学部客員教授。医学博士、工学博士、薬学博士。
麻酔科医として勤務した痛み治療外来でレーザーによる痛み治療と出会い、レーザー専門医の道に転向。

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