「女子の人間関係って、なんかめんどくさい! 」そう感じたことはありませんか?
いわゆる「女」の嫌な部分や、「女」同士が生み出すイライラのメカニズムを知り、軽やかに生きる方法を、精神科医の
水島広子先生の著書から、毎日ひとつずつご紹介します。
(すぐ感情的になる、裏表がある、群れたがる、張り合ってくる……こうした「女」の嫌な部分を、この連載ではカッコつきの「女」と書いています。これは女性そのものを意味するのではなく、一連の困った特徴のことを呼ぶと理解してください)

image via Shutterstock
Aさんのケース
会社の同僚Bが私にライバル心を持ち、何かと対抗してくる。仕事でちょっとだけ私の方がいいポジションに立っていて、よく思われていない。
Aさんの方がよいポジションにいるということは、同僚は「選ばれなかった」ということ。これは「選ばれる性」としての「女」にとっては傷つくことですから、当然嫉妬し、足を引っ張ってきます。
しかし「選ばれる性」としての「勝ち負け」には、本当の意味での「勝ち」などないのです。「自分がよく思われていない」と思うと「自分の話」になってしまい、彼女に巻き込まれてしまいます。
…