サパタ氏は、コロンビアにおける再生可能エネルギープロジェクトの法的枠組みについて、また、外国企業および国内企業がこれらのプロジェクトに参加するためのインセンティブについて説明しました。特に、コロンビアでの投資において重要なポイントとして、プロジェクトがコロンビアのUPME(国家鉱山エネルギー計画機関)によってFCNER(非従来型再生可能エネルギー源)として認定される必要があることを明確に説明しました。
その後、経済産業省の中山保宏氏による、日本のグリーントランジション施策に関するプレゼンテーションが行われました。
中山氏はカーボンニュートラリティ達成の目標について説明し、日本は自国の脱炭素化に取り組むだけでなく、世界の脱炭素化にも貢献していると述べました。この目的のために、経済産業省は必要な資源、補助金制度を設け脱炭素化の取り組みを強化しています。その一例が水素産業戦略であり、日本企業が技術的優位性を持つ分野です。
セミナーの最後のプレゼンテーションは、住友商事の金井宏樹氏によって行われました。金井氏は、コロンビアが潜在的な水素先進国になりつつある見通しについて、同国の課題(例えば、水力発電への依存)