今月末に開催されるTHE CONVOY SHOW 「ONE DAY〜Last Run! Run!! Run!!!〜」、 主宰 今村ねずみ、「ラストコンボイ」への思いを語る。
でも、同時に『どこかでゴールを決めたい』という気持ちもあったんです。千秋楽の2日後、事務所に行って、社長に「もし来年、『THE CONVOY SHOW』を組めるなら、それを最後にしたい」と話しました。“これ以上の作品って自分の中にあるのかな?”と思ったりしたんですが、自分の中で答えを出さずに終わるのが嫌で、ちゃんと決着をつけたかったんでしょうね」
――今村さんにとって「THE CONVOY SHOW」はどんなものなんでしょうか。
「本気で遊べる場所ですね。でも、最初は漠然とオムニバスショウをやってたんですよ、40年近く『THE CONVOY SHOW』をやってくれてるオリジナルメンバーはいますけど、『こんな内容のことをやろうぜ!』って呼びかけて始まったわけではありませんから。“走り出したら止まらない”といった3時間ノンストップということだったり、“全員が主役で、全員が脇役”ということは最初の頃から変わってませんが、何度も上演していくうちに自分のスタイルが見えてきて『これが僕の「THE CONVOY SHOW」です』って、やっと言えるようになりました。一緒にやってきたメンバーも最初の頃との大きな違いを感じてくれているはずです。