劇団希望舞台最後の公演『居酒屋夢子・1969』まもなく上演 創立から39年の歴史に幕を下ろす
芝居は演ずるものと観る者のどちらが欠けても成立しない、相互に人の心がひびき合う関係の中でしか発展できない、その宿命を背負っています。それは人間の誕生とともに背負っている宿命に通じています。
技術革新によって高度に発達した文明社会は、人間の将来の可能性を描き出すが、その一方で時間と効率に追われお金にしばられ孤立する運命から逃れられません。一人ひとりの個人にのしかかる重圧は一層拡大していくように思えてなりません。出口が見えないまま、あたりまえの平凡な日常が豊かに見えます。
あらすじ
♪ 夢があるから生きてゆける 人はだれでもそう言うけれど 叶わぬ夢見果てぬ夢むなしい夢なくした夢 ♪
1969年(昭和44年)の夏。
東京のビルの谷間に小さな飲み屋、「居酒屋夢子」
演歌のメロディーの中、兄妹の運命が明かされていく
高度成長に踊り、昭和が輝いていた最後の時代
「居酒屋夢子」のママ・祐美子、同級生芙由子、
リリコは今・・・
公演概要
『居酒屋夢子・1969』
公演期間:2024年7月19日 (金)
会場:なかのZERO(東京都 中野区 中野 2丁目9番7号)
■出演者
謎の男?リリコ伊藤 嘉朗
「夢子」