
『HBDA SHOWCASE 2018』より(13日/東京・竹芝 ニューピアホール)。
吉本興業が未来のブロードウェイスターを発掘するべく、3度のトニー賞に輝く“ブロードウェイのレジェンド”ヒントン・バトルとのタッグで昨年4月に開校した『ヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)』。同アカデミーの開校から1年の集大成となるステージ『HBDASHOWCASE 2018』が13日、東京・竹芝 ニューピアホールで開催された。舞台にはなだき武、
くまだまさし、
ゆりやんレトリィバァら吉本芸人もゲスト出演、スター候補生たちの晴れ舞台に華を添えた。
ショーケースはヒントン・バトルの日本語のあいさつでスタート。本校のプロデュースを務めるヒントン自身が演出・脚本・一部の振付を担当した、バレエ、モダン、タップ、ヒップホップなど多彩なダンスを織り交ぜた、本場仕込みのダンスショーで客席を熱狂させた。2幕目はハイスクールを舞台にしたお芝居風のステージ『DANZZZE DREAMS 2018』。夢多き学生に扮したダンサーたちが、想像の世界のなかで、ロマンチックな恋愛や、イジメへの逆襲、アイドルスターの妄想、そしてセクシーなディーバへの覚醒を見せた。
芝居パートには担任教師役の
なだぎ武が登場し、“ビバヒル”を彷彿とさせるような口調で物語を展開。悪そうな転校生役で登場した
くまだまさしは、得意の小道具ネタを連発。英語の教育実習生役の
ゆりやんレトリィバァは腹出しスタイルで、「せんせい」と“昭和の日本映画に出てくる女優さん”ネタを織り交ぜつつ、エキセントリックな役柄を演じた。終演後のヒントンの挨拶ではニセの通訳をして笑わせるなど、ショーケースを最後まで盛り上げた。
『HBDASHOWCASE 2018』は14日17時からの公演もあり。