くらし情報『後味が悪い?『サギデカ』加害者側を多角的に描くことによる社会への問題提起』

2019年9月21日 08:10

後味が悪い?『サギデカ』加害者側を多角的に描くことによる社会への問題提起

『サギデカ』(C)NHK

『サギデカ』(C)NHK


9月14日に最終回が放送された『だから私は推しました』(土曜夜11時半~)や、評価が右肩上がりの『これは経費で落ちません!』(金曜夜10時~)など、今クールのNHKドラマを評価する声は多い。さらに、8月31日からは『サギデカ』(土曜夜9時~)が加わり、9月中旬にはそれぞれのクライマックスが重なり合うかたちで、SNSでも大いに盛り上がりを見せている。

■緻密な取材にもとづく1話の情報量の多さ

木村文乃が特殊詐欺捜査を専門とする警部補を演じる『サギデカ』は、『透明なゆりかご』に続き、プロデューサー・須崎岳×脚本家・安達奈緒子のタッグで描かれる社会派ドラマ。全5回放送で、すでに3回分を終了している。

本作にまず唸らされるのは、現代の詐欺手口のリアルさだが、この土台にはプロデューサー、演出家、脚本家が非常に手間をかけて行った緻密な取材がある。例えば、初回では、木村文乃演じる主人公・今宮と駆け引きを繰り広げることになる、振り込め詐欺の「かけ子」加地として高杉真宙が登場する。かけ子の研修は、スーツ姿で「時間厳守」で行われ、そこだけ見ると一般企業の研修にしか見えない。ひとつの集団は「箱」

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