くらし情報『『海のはじまり』エグいせりふ&過酷描写の理由は「偽りのヒューマンドラマにしないため」識者が解説』

『海のはじまり』エグいせりふ&過酷描写の理由は「偽りのヒューマンドラマにしないため」識者が解説

忍耐強く現実を見据える主人公を目黒蓮が熱演する『海のはじまり』

忍耐強く現実を見据える主人公を目黒蓮が熱演する『海のはじまり』


9人組グループ・Snow Manの目黒蓮が主演を務める、フジテレビ系“月9ドラマ”『海のはじまり』(毎週月曜後9:00)は、衝撃の展開に驚きと感動の声が寄せられた第6話を経て、第7話が12日に放送。いよいよクライマックスへと物語が大きく動く。主人公の人生の変化を丁寧に描く同作の「前半」を振り返りつつ、ポップカルチャー研究者の柿谷浩一氏(早稲田大学招聘研究員)に解説してもらった。

■「意味を一つにしない」生方脚本の真骨頂

予期しない妊娠、中絶・出産の決断と苦悩。1話からモチーフは重苦しい。その辛苦を安直に乗り越え解決するのとは違う「昇華(消化)」で、凄まじい感銘を与えたのが6話。水季(古川琴音)の出産決意の真相を描いたラスト。お腹の子を堕ろそうとする彼女にストップをかけたのは、中絶を選んだ弥生(有村架純)が産科のノートに記した言葉だった。


夏(目黒)の元恋人で海ちゃん(泉谷星奈)の母の水季と、現在の恋人で海ちゃんの新しい母になろうとする弥生。そんな2人の予想を超えた運命的なリンク。「子どもがいたら今の生活はないし/月岡くんとも付き合ってない」

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