大竹しのぶ、長男・二千翔さんを嘆く 来年40歳“実家暮らし”結婚すべてではないけど「いつまで私が洗濯すれば…」
長男・二千翔さんについて語った大竹しのぶ(C)ORICON NewS inc.
俳優の大竹しのぶ(67)が12日、大阪市内でこまつ座第152回公演『太鼓たたいて笛ふいて』の取材会に出席し、長男・二千翔さんの実家暮らしをぼやく場面があった。
劇作家・井上ひさしが生み出した音楽評伝劇で、作家・林芙美子が『放浪記』がベストセラーとなったあと、47歳で死去するまでを描く。戦争に突入する日本を背景に、プロデューサーのたくらみで、行き詰まっていた林は従軍記者になる。“太鼓たたいて笛ふいて”状態で、アジアの戦場をめぐるなか、見たものとは…。
2002年の主演から大竹が主演を務め、ロシアの侵攻やパレスチナ情勢を踏まえた中での再演となる。大竹は「こういう時だからこそ、こういう芝居ができることが私としては本当にうれしい」と使命感をにじませた。現在の世界情勢を「恐怖が増してきている」と思いやった。
そして、若者へ観てほしいと熱弁する中で「息子(二千翔さん)が私の作品の中で一番この作品が好き」と明かし、「好きなのが私の(役が)死んだあとからのシーンで」と笑いを添えた。
初演から22年が経ち、二千翔さんについて「全然もう若者じゃない」