『光る君へ』“宰相の君”瀬戸さおり、『源氏物語』の朗読は「そんなに伝えようとはせずにシンプルに…」【君かたり】
大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、宰相の君を演じる瀬戸さおりの声を紹介する。
――宰相の君について
女房の間では仕事もできてセンスとかもあって、慕われているんじゃないかなとは自分では思っていて、それで女房たちの間で争いがあったときとかは、自分からはガツガツいかないっていう感じなのかなって。やっぱりみんなを見ていて思っていて、そこはちょっと父の道綱さんに似ているんじゃないかなと思いながら、私は演じてはいるんですけど、やっぱり場の雰囲気を見るとちょっと中間にいるというか、あまりガツガツ争いにかかわらないっていう感じ。そういう立ち位置なのかなって。みんなで演じていて思っていますね。
――藤原彰子について
私はいとこでもあるし、身内感が強いので。でも彰子さんって内向的ですごく真面目で、あと優しくて言葉をすごい飲み込んでいらっしゃる方だなって思っていて、身内にも言えないことっていうのをすごい抱えていらっしゃるんだなって。
そこはやっぱり自分の言葉を大切にしている方だし、周りにすごく気をつかってくださっている方なんだろうなっていうのはやっぱり思っていて。