笑福亭鶴光「落語は本妻でラジオは愛人」 パーソナリティ時は「つるこう」読みの理由も告白【独占インタビューVol.2】
笑福亭鶴光 (C)ORICON NewS inc.
「わんばんこ!」。1970年代~80年代にかけて『オールナイトニッポン』で全国のティーンエイジャーの夜をつややかに、そして刺激的に彩ってきた笑福亭鶴光(76)が、今年でニッポン放送パーソナリティ歴50年を迎えた。今は夕方を主戦場に、リスナーを楽しませている鶴光に独占インタビューを敢行。『オールナイトニッポン』デビューから今のラジオ界まで、縦横無尽に語ってもらった。Vol.2では『オールナイトニッポン』を彩った“下ネタ”誕生秘話を明かす。
当初の約束通り、あのねのねが3ヶ月後に戻ってきて、僕は違う曜日で『オールナイトニッポン』をやっていたんですけど、ほどなくしてあのねのねが終わって、また土曜の『オールナイトニッポン』をやることになって、それから結果的に11年9ヶ月続くことになったんです。だから、パーソナリティーにとって、居直るって大切やね。かわいがってもらおうとか、無難にやろうとか思ったらダメや。
もう勝負をかけるときは、グレーゾーンのギリギリまで行く。だけど、グレーゾーンをこえてはアカン。
僕の『オールナイトニッポン』といえば下ネタという人が多いやろうけど、ラジオで下ネタを始めたきっかけは、番組ディレクターだった亀渕(昭信)