香取慎吾、思い通りではなかったソロ活動の道のり 『Circus Funk』で音楽の楽しさを体現【インタビュー:前編】
という大好きな曲があるんですけど、「『ひとりきりのふたり』は作らない」っていうのを自分の頭に置いて、「今回はCircus Funkなんだ!」と思いながら制作していましたね。
――今作も多彩な豪華アーティストとのfeat.(フィーチャリング)曲が収録されています。こういったコラボレーションを続ける理由を教えてください。
ギターを弾いて自分で曲を紡いでいく人じゃないので。そんな中で、イメージで伝えて、いろんなアーティスト、クリエイターと共に音楽を作ってきたから、このフィーチャリングっていうものは、僕にはもう必要不可欠です。優秀なクリエイターと遊びながら一つのものを作っていく感じは、なんら自分には違和感がないです。
――今作では北海道・札幌を拠点に活動する平均年齢 23歳の3人組バンドChevon(読み:シェボン)とのコラボ楽曲も話題を集めています。日本の各地で活動するアーティストの方々をどのように発掘されているのでしょうか?
発掘しているつもりはなくて、とにかく「かっこいいな」とか、僕の耳が騒ぐ瞬間があるんです。
だから今の時代は最高ですよ、サブスクというものがあるので。それこそ優秀な方々が作ったプレイリストが山のようにあるので(笑)。