香取慎吾、思い通りではなかったソロ活動の道のり 『Circus Funk』で音楽の楽しさを体現【インタビュー:前編】
日本だけではなくていろんな国の音楽が、ほしい瞬間にあるじゃないですか。(アーティスト活動として)絵を描く時には、絵を描いているつもりなんだけど、実は耳は「どこかかっこいい人たちとの出会いがないかな」と。気になる楽曲があったら絵を描く筆を止めて、そこからはあっという間にアーティストのSNS、映像を見て、「かっこいい、間違いないな、素晴らしいな」と。そして1人震えるわけですよね。シェボンもその通り、そのままでしたね。
――12月3日と4日の2日間には初めてのアリーナフェスが開催されます。なぜコンサートではなく、フェスなのでしょうか?
フェスというものをやりたかったんです。それは『氣志團万博2022』に出させてもらった時に思いました。
初めてのフェスで、自分のファンの人しかいない、いわゆるホームみたいなところと違うという緊張感はあったんです。だけど、すごく温かくて、音楽が好きな人の集まる場所なのかなと。だから、よりフルパワーで立ち向かったら、みんな笑顔で返してくれたりして、気持ちよくて。そんな経験をさせてもらったんです。
昔からいろんなアーティストと絡む機会は多かったですし、それこそフェスのようにいろんな人たちと歌ったりするようなものが、いつか作れたらなとも思っていて。