新・帝国劇場の建て替え概要発表 劇場の配置を90度回転、ロビー・ホワイエ空間が拡張

新・帝国劇場 劇場エントランス(正面より):提供元「小堀哲夫建築設計事務所」
東京・日比谷の帝国劇場建て替え計画の概要がきょう16日発表され、新たな同劇場の設計者として建築家・法政大学教授の小堀哲夫氏が決定した。
1911年に開場し、現在は2代目となる帝国劇場は、当社発祥の地、日比谷から程近く、対面には美しい皇居、三方はビジネスセンターの丸の内に囲まれたロケーションに位置し、世界に誇る設備と格調を有している。
新たな帝国劇場は、初代と現在の帝劇独自の特徴を更に発展させることを軸に客席・舞台は現状と同規模とし、ロビー空間やバックヤードを充実。劇場の演出技術を豊かにすることで、世界に発信する日本のフラッグシップの劇場として誕生する。
小堀氏は代表作品に「ROKI Global Innovation Center -ROGIC-」「NICCA INNOVATION CENTER」「梅光学院大学 The Learning Station CROSSLIGHT」「光風湯圃べにや」などその場所の歴史や自然環境と人間のつながりを生む、新しい建築や場の創出に取り組む。
建築のコンセプトは、「THE VEIL」。