幼少期に受けた心の傷、癒やしたのは“美”だった…総額700万円をかけた整形&整形級の詐欺メイクでコンプレックスを強みに

seinaさんのビフォーアフター写真(左:本人提供、右:撮影岡田一也)
義理の母からの虐待、引きこもり、うつ病、過食…壮絶な人生の中で、総額700万円かけて整形した美容系インフルエンサーのseinaさん。一方、整形級のメイク動画を投稿し、「詐欺メイクの神」として43万人の登録者を獲得しているYouTuber・足の裏さん。「整形」と「メイク」で違いはあれど、それぞれ幼少期に放置子、虐待などで傷ついた経験があり、そこから美を追求していった。彼女たちが、どのようにコンプレックスと向き合っていったのか。それぞれのエピソードをあらためて振り返る。
■継母からの虐待で容姿コンプレックスに…総額700万円の整形と夫の支えで「60点の自分でも許せるようになった」
整形に関する体験談をSNSやブログで赤裸々に発信していたseinaさん。複雑な家庭環境で育ち、幼少期に義理の母に容姿をなじられ続けた結果、自分を認められなくなり、容姿へのコンプレックスを膨らませてしまったという。
美容整形をする最初のきっかけとなったのは、片思いをしていた同級生の「お前、ブサイクだよね」の一言。
それをきっかけに12~13歳のころ、埋没法で奥二重にする施術を受けた。