テレ東ドラマに変化?『孤独のグルメ』『勇者ヨシヒコ』だけじゃない、配信が主戦場になった今の“戦い方”とは

テレ東ドラマに変化?TXドラマチューズ!『マイ・ワンナイト・ルール』第3話より(C)「マイ・ワンナイト・ルール」製作委員会
テレ東ドラマというと『孤独のグルメ』や『勇者ヨシヒコ』など、個性的な作品がまず頭に浮かぶが、昨今では少し様相が変わってきている。最近では『夫の家庭を壊すまで』が記憶に新しいが、“女性の性”をテーマとして放送中の『マイ・ワンナイト・ルール』も、配信を中心に話題を集めている。テレ東ドラマ=ちょっとチープな個性派…という認識はもう古い? 背景には、ドラマ視聴における“主戦場”の変化、そこから見えた電子コミックの影響もあるよう。最新の“テレ東イズム”についても、プロデューサー・中村晋野氏に話を聞いた。
■いまやドラマの主戦場は配信、電子コミックとの親和性の高さも
近年、テレ東ドラマでは電子コミックの実写化が続いている。『夫の家庭を壊すまで』、『花嫁未満エスケープ』、『夫を社会的に抹殺する5つの方法』などだ。これらについて中村プロデューサーは、「いずれも非常に多く視聴されており、ドラマ部としても今後も電子コミック原作ものを増やしていきたいと考えている」と内情を語る。
「深夜枠が多いテレ東ドラマと原作としての電子コミックは、紙のマンガと比べても相性がいいのです。