フジテレビ、中居正広トラブルに関する証言 “女性の意思”と“港社長の指示” 「どうしたらよかったんだろう…」

関西テレビ定例会見に出席した関西テレビ・大多亮社長(C)ORICON NewS inc.
大阪の関西テレビ(カンテレ)は22日午後、大多亮社長の定例会見を実施。中居正広とフジテレビをめぐる一連の問題について説明した。中居が女性とトラブルがあったとされる時点で、大多氏はフジテレビ専務取締役だった。
会見には、関西放送記者会加盟社だけに限らず、ウェブメディアを含む27社が参加。視聴率実績などの定例報告を冒頭行ったのをのぞき、ほぼ全て、この問題に関する質疑応答となり、2時間超に及んだ。
大多氏は「基本的にはこの件に関しましては、関西テレビは一切関係しておりません」とした上で、同局の視聴者・取引関係者、社員やスタッフに対して謝罪。カンテレ社長として「フジテレビの方にきちっとしたこの件の調査を求めてまいりたい」と伝えた。
大多氏は当時について「事案が起きてから、ほどなくして報告があがった」と明らかにし、「非常に重い案件だ」「ある種の衝撃を受けた」などと表現。
「これはこの女性のケア、プライバシー、人権、心身のケアというのを本当にしっかりとやらなければいけないと強く思ったのを覚えています」と吐露。