船越英一郎、2時間ドラマ「守っていきたい」「日本が世界に誇れる文化の一つ」 考察ブームにも言及

船越英一郎(C)BS日テレ
俳優の船越英一郎が主演を務めるBS日テレの新作2時間ドラマ「令和サスペンス劇場『弁護士 六角心平京都殺人事件簿』」が、3月29日午後7時から放送される。近年、地上波では2時間ドラマ枠が少なくなっているなかで、サスペンスドラマで長らく活躍してきた船越の待望の“新作”となる。この新作放送を前に、船越がインタビューに応じ、「2時間サスペンス」への思いや昨今SNS等でよく見られる「考察」ブームについて語った。<インタビュー全2回の前編>
――2025年は「昭和100年」にあたります。テレビも時代によって人気のコンテンツが移り変わるわけですが、「昭和」にみんなが見ていた「2時間サスペンス」が減少傾向にあることについてどうお考えですか。
【船越】僕がこの仕事を始めた頃に『火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系)が始まりましたので、「2時間サスペンス」とともに歩み、「2時間サスペンス」に育てられて今日まで来ました。いま、各局から2時間ドラマ枠が次々と姿を消しており、僕を育ててくれた場所がなくなっていくようで寂しいです。
2時間ドラマは日本が世界に誇れる文化の一つだと思っていて、映画と同じような尺で1話完結の話を、お茶の間の皆さんで観ていただけるこの環境をなんとか守っていきたいなと思っているんですけどね…。